ジョークかコスパか！？結婚式二次会の景品事情

結婚式の二次会で盛り上がるゲームを企画。勝者の景品選びはなかなか迷いますよね。選択肢として、会場を盛り上げることを重視するか、当選者に満足してもらうことを重視するかで2種類に分けられます。そのメリットとデメリット、またそれぞれでおススメの景品例を挙げていきましょう。

ジョーク景品のメリット

ゲームで会場が盛り上がり、その極め付けにジョークグッズの景品が登場。景品紹介をするだけで、ますます空気はヒートアップします。景品自体がパフォーマンスの一部といった感じですね。景品は全員がもらえるわけではないので、当選しなかった人にも笑って楽しんでもらえるというのが大きなメリットです。商品説明から当選者発表の後まで、会場の雰囲気を温め続けられる力は絶大です。司会者としてはありがたい限りですね。またジョークグッズはそこまで高価でなくても大丈夫なので、あまり予算がなくても多数用意することができます。

ジョーク景品のデメリット

その場は盛り上がりますし、当選した人は注目を浴びてオイシイ思いができます。でも喜びのピークを過ぎるとその後は右肩下がり。ジョーク景品の悲しい結末です。セクシー系ジョークグッズも二次会の雰囲気を選びます。失敗した場合、場が凍り付きますので選ぶにはそれなりの覚悟が必要です。

ジョーク景品を選ぶなら

面白いだけでなく、機能性やファッション性も兼ね備えたものを選ぶと良いでしょう。またジョークグッズに気をつけたいのはそのサイズ。二次会のためにドレスアップしているのに、かさ張るものを必死になって持って帰りたくありません。あまり大きなサイズのものは、目録スタイルにして、後日自宅配送してもらうような心配りが大切です。

・おノロケ写真がプリントされたクオカード…コンビニのレジで出すのをためらうくらい、ウケ狙いのデザインで作ってみましょう。恥ずかしくてどうしても使えないなら、金券ショップで換金することができますからね。

・○○一年分…桁外れのボリュームがジョークな食品系景品。食べ物なら無駄にはなりませんし、ゲストみんなで分けてもいいですよね。駄菓子一年分やインスタントラーメン一年分などはさすがに消費するのに困りそうですが・・・。大変かさ張るので目録スタイルにしましょう。

コストパフォーマンス景品のメリット

使えるし価値があるので、何よりもらった人が嬉しいということです。二次会の会費はお祝いの気持ちですが、結果高価な景品をもらえてしまうとなんだか得した気分ですよね。いただいた大切な会費をおふざけで無駄遣いするのではなく、ゲストに真面目に還元しようという誠意が伝わります。誰もが欲しがるような景品であれば、私語でざわつくこともなく、二次会ゲームに真剣に取り組んでくれます。進行する側としてはやりやすいというメリットがありますね。

コストパフォーマンス景品のデメリット

ジョーク景品のそのまま裏返しになってしまいますが、すべて真っ当なラインナップにすると、なんだかつまらなさはあります。面白みがない分、冷静に会費との費用対効果を計算されてしまうことも。景品の価値だけで勝負するわけですから、無駄なセレクトをしないよう、景品選びのセンスが問われます。

コストパフォーマンス景品を選ぶなら

結婚式二次会には両家からいろんな層のゲストが参加しますから、全員に喜ばれるという基準を満たす商品はなかなか見つけるのが難しいものですよね。しかし少なくとも高額な一等賞には万人受けするものを選びましょう。

・旅行券…海外はパスポートの問題があるので、国内温泉旅行などがよいでしょう。チープな印象にならないよう、宿や交通手段はそれなりのレベルのもの選んでください。

・家電小物…生活必需品である冷蔵庫や洗濯機のような白物家電ではなく、ちょっと贅沢な便利家電がおすすめです。お掃除ロボットや電動歯ブラシなど、持っているとリッチ感が味わえます。部屋の広さの選ばないコンパクトサイズのものにしましょう。

・金券…お金の代わりとして使える金券類は無駄にならないので誰にでも喜ばれます。お釣りが出るタイプのものが人気。ただ現実的すぎて夢がないのが玉にキズ。結婚式二次会の景品らしくするなら、それらしいデザインのものを選ぶと良いですね。

おわりに

結婚式二次会の景品をどちらにするか、決心はつきましたか？会場やゲスト層の雰囲気に合わせて、どちらもバランスよく組み入れるとよいでしょう。ただし、あまり景品にお金をかけすぎるのは悪印象を与えます。景品はいらないから、その分料理や会場をグレードアップしてほしいと考える派も少なくありません。参加人数に応じて、ほどほどに予算を立てましょう。結婚をお祝いする気持ちが込められた二次会の会費を使用するわけですから、慎重に選びたいですね。ゲーム、景品もすべて含めて二次会の印象が決まります。せっかくですからゲスト全員に喜んでもらえることを目標に考えていきましょう。