会社の新年会、飲み会幹事が行う司会進行術について
任されたからには、信頼の証でもあると考え、手際よく行いたい
そこで1年の目標や誓いを立てるのは、気持ちも改まり良いことです。
そんな新年会で幹事を任された方は、年明け早々、いろいろと準備が必要になります。
会社で幹事を任されるというのは、それだけ頼りにされている証でもあり、直接ではなくとも上司からの評価につながることもありますので、手際よくスムーズに行いたいものです。
そこで、今回は新年会における幹事の司会進行術について説明します。
司会者挨拶からスケジュール説明、開会挨拶、乾杯まではコンパクトに
新年会のはじまりの挨拶は、まず幹事(進行役)が行います。
ここはなるべく簡潔に行い、当日のタイムスケジュールやコースなどについての説明を行います。
その後に上司の挨拶、乾杯の音頭へとつながりますので、あまり時間を取らないようにしましょう。以下は文例です。
例:「皆さん、明けましておめでとうございます。これより平成28年度の新年会を開催します。本日の司会は、営業部の○○が務めさせていただきます。至らないところも多々あると思いますが、最後まで精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。まずは開会のご挨拶を○○様より頂戴します。」
2.開会挨拶
開会の挨拶は、役職の高い方にお願いすることになります。
あまり長い挨拶になってしまうと今後の進行にも支障が出ますので、事前に5分程度にしてもらうようにお願いしておくのが良いでしょう。
3.乾杯
開会挨拶が終わったら、挨拶をお願いした上司に必ずお礼を言ってから、乾杯へとつなげます。
例:「○○さん、ありがとうございました。
それでは、皆さまお待ちかねの乾杯を行います。グラスの用意はよろしいですか?乾杯の発声は○○さんにお願い致します。」
4.歓談と会食
乾杯の後は、食事のスタートです。
例:「ありがとうございました。さて、それでは食事と歓談のお時間です。本日は、ゲームもご用意しておりますが、そちらは後ほどお楽しみいただきます。まずはお食事とお酒を存分にお楽しみください」
というような言葉で食事を促します。ここで幹事も一段落ですが、余興やゲームなどを開始するタイミングは頭に入れておきましょう。できれば食事の時間を20〜30分ほど取ったあたりで、参加者の様子を見ながらスタートさせます。
なるべく多くの人に手伝ってもらってスムーズに進行するのがベスト
ゲームは皆で楽しめるものをいくつか準備しておきたいものです。
予算次第ですが、商品付きビンゴやじゃんけん大会などは定番です。
また、歌の上手い人にカラオケをしていただくというのもありですし、芸のある若手社員に依頼(命令?)しておくのも良いでしょう。時間としては1時間程が目安です。
余興が終わったら、その後は、また歓談の時間に戻ります。
例:「さて、以上で余興を終了させていただきます。
皆さま、お楽みいただけたでしょうか?ご協力ありがとうございました。それでは、閉会までしばらくおくつろぎください。」
6.閉会の挨拶
閉会の挨拶も短く締めたいものです。
ここで挨拶をお願いする上司の方にも簡潔に済ませてもらうよう事前にお願いしておきたいものです。
例:「盛り上がっているところ、恐縮ですが、お開きの時間となりました。
最後は、三本締めでお開きとさせていただきます。どうぞ、ご起立ください。締めの音頭は○○さんにお願い致します。
(締めの音頭が終わったあと)以上で新年会をお開きとさせていただきます。
皆さん、ありがとうございました。忘れ物がないようにお気をつけください。なお、このあと二次会を○○で予約しておりますので、お時間のある方はぜひご参加ください。」
これが新年会の基本的なひと通りの流れとなります。
当日というよりは、準備段階で決まります。ひとりで抱え込むのではなく、なるべく多くの人に手伝ってもらって、スムーズに進行することが大切です。
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