女子は気をつけたい、二次会まで行って飲み過ぎた翌日の顔のむくみ　予防と対処法

顔がむくむ原因を知っておき、飲む前から意識しておくことがポイント

二次会にまで行ってカラオケなどで盛り上がって飲み過ぎてしまい、翌日、自分の顔を鏡で見て愕然とした経験のある人は多いと思います。時間がある人は、ゆっくりとむくみを解消してから出かければ良いですが、出勤までに時間がない人は困ります。そこで、顔がむくまないための予防術をご紹介。

まず、むくむことの原因からご説明します。これはお酒の飲み過ぎでアルコールが影響していると考えられている方もいるかもしれませんが、むくみの最大の要因は糖質にあります。最近はビール系のお酒に「糖質0」を謳っているものもありますが、ビールやカクテルにはたくさんの糖質が含まれています。糖分をたくさん摂取すると、水分を体に閉じ込めてしまい、代謝が悪くなるという状況に陥ります。それによって顔に水分や老廃物が蓄積されていき、顔がむくんでいくのです。

緑黄色野菜を摂取することで糖分や塩分が溜まらないよう心がける

予防のためには最初の1、2杯だけ、そのようなお酒にしておくのがベストです。ただ、ビールやカクテルしか飲むお酒がない場合は、できるだけゆっくり飲むように心がけましょう。ゆっくり飲むことで糖分も代謝していくことができます。ただ、量を飲んで肝機能が低下してしまうと、代謝できなくなりますので、あまり酔いすぎないように水やお茶を飲みつつ楽しむのが良いでしょう。アルコールの摂取過多になると、血管内の水分を脱水させる作用が起こり、血管内に水分をより多く取り込む状況に陥り、むくみの原因になるので、こちらも要注意です。

サラダを多く摂取することも予防になります。特に緑黄色野菜やトマトです。むくみの原因は、糖質のほかに塩分にもあります。飲み会での食事というと塩分が多いので、サラダでそれを中和して体から塩分を取り除くようにします。糖分と塩分が体に溜まらないように意識することが大切です。
そして、むくみの予防は飲んでいるときだけでなく、二次会が終わった後の対処も重要になってきます。飲み会後にも代謝を良くするための工夫をしておくと、翌日の状況が大きく違ってきます。
そのひとつは、寝る前に白湯を飲むことです。これは眠る前にリラックスして白湯を飲むことで、体が温まり代謝が良くなるからです。

二次会まで行って、自宅に帰ってすぐにベッドに倒れ込むというのは心地良いですが、ここで我慢をしてアルコールをしっかり抜くことも重要です。実は、そのほうが上質な睡眠をとれますし、朝の目覚めもすっきりします。また眠る前に耳の後ろのくぼみを10回ほど押すだけで顔のむくみには効果があります。注意点はたくさんありますが、これらを守ることで翌日のあなたに対する周りの見る目も変わるかもしれません。