欧米仕様のジェスチャーゲーム・日本人ウケするお題とは？

日本人は欧米人に比べて、あまり身振り手振りをせずに会話をしますよね。普段の生活でジェスチャーをしない分、ゲームで身体を動かして意思を伝えるのは、どこか特別な感じがしますよね。
簡単な言葉でも、ジェスチャーにするとなかなか伝わらないもの。それがもどかしくもあり、楽しくもあります。

シャイな日本人には分かりやすいお題を！

日本人は恥ずかしがり屋が多いので、どちらかというとジェスチャーゲームは苦手という人のほうが多いかもしれません。罰ゲームとして行われることもありますよね。
抽象的でオリジナル性が求められるジェスチャーのお題よりも、決まった形を答えるものの方が好まれるでしょう。例えばスポーツ系のお題は、お決まりの型をマネするだけなので、それほど恥ずかしくないですよね。また簡単な動物ジェスチャーもおすすめです。

お題例：スポーツ系
野球・サッカー・ボクシング・水泳・剣道・弓道・テニス・ゴルフ・バレーボール・バスケットボール・相撲・柔道

お題例：動物系
犬、サル、猫、ウサギ、ゾウ、馬、ニワトリ、ペンギン、クジャク、アライグマ、リス、ナマケモノ

息を合わせるのが得意な日本人にぴったり！

協調性があって足並みをそろえるのが得意な日本人ですから、一人でジェスチャーするより、何人かで協力して答えるものが合います。もしくは複数人が同時にジェスチャーで答えるような方法にすれば、一人きりで目立つことがないので、安心感がありますよね。
リレータイプのジェスチャーゲーム、例えば数グループに分かれて、一番手から最後のアンカーまでジェスチャーでお題を伝えていく伝言ゲームにすれば、一気に始められます。

お題例：ジェスチャー伝言ゲーム向け（行動編）
タバコを吸う・ラジオ体操・じゃんけん・咳・泣く・カラオケ・乾杯・電話・お風呂に入る・握手・洗濯をする

お題例：ジェスチャー伝言ゲーム向け（有名人編）
老人・志村けん・おばけ・マイケルジャクソン・ピコ太郎・武田鉄也・警官

繊細な動作を表現するお題もおすすめ！

指先の微妙な角度や首の向き、傾きなど、日本人ならではの繊細な表現が要されるジェスチャーのお題はいかがでしょう。落語家のうどんをすする表現は、見ごたえがありますよね。そこまでは無理でも、しぐさ、所作に関するお題は日本人に向いていると言えるでしょう。

お題例：微妙なしぐさが必要なもの（行動編）
料理をする・裁縫をする・お米をとぐ・急須でお茶を入れる・歯磨きをする・正座をして足がしびれた・お抹茶をいただく・ミカンの皮をむく・リンゴの皮をむく

日本の自慢はアニメ！有名キャラクターに関するお題！

日本が誇る世界中に浸透している文化といえば、アニメですよね。ただアニメキャラの場合、世代によって認知度が変わってきますので、できるだけ古くからあって、今もなお知られているようなキャラクターを選ぶようにしましょう。マニアックすぎるお題は、知らない人にとっては白けてしまうので、注意が必要です。
一つのアニメにテーマを絞って、「〇〇が〇〇をしているところ」とキャラと行動を指定していくお題の出し方も面白いですよね。

お題例：有名アニメ
ドラえもん（ドラえもん・のび太・しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫・のび太のお母さん）

日本のジェスチャーゲームは答えが不透明でもOK

英語圏は、言語的にも物事の白黒をはっきりとさせることが大事だという文化です。しかし日本は、白でもない、黒でもない曖昧なゾーンで結論づけることも少なくありません。必ずどちらかに、という選択肢は、求められないことも多々あります。ですからジェスチャーゲームのお題も、どちらかはっきりとはわからない内容もOkだということ。〇〇のような〇〇というお題に、例え微妙で滑稽なジェスチャーで答えたとしても、許される文化にあります。そのためジェスチャーゲームをして、正解がよくわからないまま終了してもそれほど気にされません。

ジェスチャーゲームの答えをイラストで答えるようなルールは、結局答えが何だったのかよくわからないままになってしまうことも多々ありますが、それでも大丈夫です。むしろ間違った人の出所がウヤムヤになってしまうほうが、緊張せず参加できると考える人が多いのです。

盛り上げるためのBGM、小道具はあった方がいい！

リアクションが控えめな日本人にとって、大勢の前でジェスチャーというパフォーマンスをするのは気恥ずかしいものです。せめてBGMのボリュームを上げて盛り上げてくれれば、どさくさに紛れることができて、少しはやりやすくなるんですよね。アップテンポのクラブ系ミュージックは、オシャレでノリも良いのでオススメです。衣装など小道具も揃えてあった方が、雰囲気が出て気分的にも楽です。

シャイな日本人に合わせたジェスチャーゲームで、たまには自分を解放して思いっきり弾けてみましょう！