ケータリングパーティーにお呼ばれしたら…知っておくべき大人のマナー
パーティーへ行く前に気を付けておくこと
・高すぎるヒール、歩きにくい靴は履かない
椅子が用意されている着席型のブッフェ式パーティーであっても、料理を取りに行くのに、自分の席から何度も往復することになります。ヒールが高すぎて不安定な靴は、他のゲストとぶつかった時も転倒したり足を踏んでしまったりして危ないので、避けたほうが無難です。また歩き疲れて足元ばかり気になっていては、パーティーをリラックスして楽しめません。
・ニオイには細心の注意を
多くの人が集まるパーティーに出席するわけですから、身体を清潔にして身だしなみを整えるのは最低限のマナーです。しかしそれよりも注意して欲しいのは、お洒落のための香水。どんなに素敵なニオイであっても、食事の場にはふさわしくありませんよね。自分はその香りに慣れてしまって、多くつけていても気付かない場合も。自分が思っている以上に周りに香りを振りまいてしまうことがあるので、極力香水はつけずに参加しましょう。
・服装の注意
ブッフェ式ということは、自分で料理をサーブするこになります。あまりにも豪華で華美な衣装だと、袖部分が料理についてしまうこともあるので、気を付けましょう。
料理の正しい取り方
・何から取るのか?
たくさんの種類の料理が並んでいると、どれから取っていいのか悩みますよね。もちろん好みはあると思いますが、どんなに食べたいからといって、いきなりデザートからいただくのはマナー的によくありません。コース料理を思い出して、前菜オードブル、メイン、パスタやご飯もの、そしてデザートといった流れで進めていくのがスマートでしょう。 料理が並ぶテーブルは、およそ時計回りに順に取っていくと、料理の順番も正しく、人流れもスムーズになります。
・お皿に盛りすぎない
一枚のお皿に何種類もの料理をてんこ盛りにするのは、見た目に美しくありません。 一枚のお皿には、多くとも3種類くらいまでに抑えておくほうが無難です。料理はそれぞれ味付けを変えて提供しています。取り皿の上でソースが混ざっては、料理の味が変わってしまい逆に失礼。何枚もお皿を使うと申し訳ないかなと、遠慮する必要はないのです。ブッフェ式の食事は、料理ごとにお皿を新しく使うのが基本です。 またお皿を一枚のキャンバスに見立て、色合いやバランスを考え、できるだけ美しくお皿に盛り付けましょう。
・人の分まで取らない
同じテーブルの人のためにと、勝手に他の人の分まで料理を取るのは控えましょう。せっかく好きな料理を好きなだけ食べられるブッフェスタイルのパーティーです。不必要な親切で、その楽しみを半減させてしまうのはもったないないですよね。
・備え付けのカトラリーを使う
間違っても、自分の使っている箸やフォークなどで取らないようにしましょう。衛生的にも良くありません。
・欲張らない
お腹が空いているから、大好きな料理があるからといって、ひとつの料理を大量に取るのはマナー違反です。全体の人数等を把握して、皆に同量ずついきわたるような分量を推察しましょう。人気の肉やシーフードを使った豪華な料理ばかり取るは、品がなく非常識なのでやめましょう。
テーブルでのマナー
・気を付けたい食べ始め
オードブル何点かとドリンクを取って戻り席に着いたなら、同テーブルのメンバーが揃うまで待機しておきましょう。息を合せず個人プレーのように食事をいただくようでは、パーティーに参加している意味がありません。 初対面の相手とは、共通の知人の話題から会話を広げ、和やかな雰囲気を作って食事を楽しんでください。
・食べ終わったお皿は重ねない
何度も自分で料理を取りにいく、ブッフェ式パーティー。食べ進めるうちに、テーブルには何枚も空いたお皿が溜まってきます。しかしテーブルをキレイに片付けるために、お皿を重ねるのはやめておくほうが無難です。お皿の片付けは、スタッフにお任せしたほうがスマートです。
食べ終わったという合図を送るには、使用済みの紙ナプキンを置いておけばOK。もしそれでもスタッフが下げに来てくれないときは、さりげなく呼んで、片付けをお願いします。
以上がブッフェ式パーティーで気を付けたい大人のマナーです。周りの人を不快にさせない十分な気遣いが、互いに気持ちの良い楽しい時間を過ごすことにつながるでしょう。
「おすすめケータリングコース」
大いに盛り上がって、たっぷり食べたい人にきっとご満足できるメニューです。串揚げやちらし寿司などの人気の品々に加え、合鴨のローストペッパーやマリネサーモンなど、工夫を凝らした美味しい料理がたくさん並びます。
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