懇親会でのフラワーギフト・知っておきたいポイントは？

懇親会でフラワーギフトを準備することになりました。花に興味を持ったことも買ったこともありません。何を基準に選べばいいか、まったく分からない・・・。そんなときに役立つ、フラワーギフト選びのポイントについてまとめてみました。

贈る人の好みを知る

まずは誰に贈るのか、その方はどのような雰囲気が好みであるかをリサーチしましょう。特に年齢によって花束というものの感覚が違うので注意が必要です。また男性に贈る場合は、その後渡した花の行先は奥様になります。その辺まで考えて選ぶと喜ばれるでしょう。つまり独身男性が花をもらっても、植物好きでない限り結果持て余してしまうことになります。花束はやめて、他の選択肢に変更したほうが良いかもしれませんね。

好みですが、ロマンティックな人にはパステルカラーの優しい花束を、クールな性格の人には、大胆で洗練されたデザインのフラワーギフトを選びましょう。比較的歳の若い人にはピンクなど可愛らしい色合いで、年配の方には落ち着いたパープルやローズ系の花を選ぶと失敗しにくいはずです。

フラワーギフトのマナーを確認

花束を贈る際は、最低限のマナーは知っておくほうがよいでしょう。菊は仏花のイメージが強いので喜びの花としてはふさわしくない、という意見もありますが、白と黄色を避ければ大丈夫。最近はピンクなど華やかなカラーの菊も多くあります。

大きなユリの花は豪華ですが、匂いがきつく苦手だという人もいるので避けたほうが無難です。また渋い色合いがおしゃれな今感覚の花束を年配の方に贈ると、古くて色がくすんでいると見られかねません。個性的な花はそのセンスを理解してもらえるかどうか確認してから選びましょう。

鉢植えタイプのフラワーギフトは、お花好きさんに渡すときのみおすすめします。植物を育てる趣味がない人にとって、枯らしてはいけないというプレッシャーを与えてしまうからです。

懇親会用花束で気を付けること

懇親会の会場に花束を届けてもらうことはできても、渡した後、自宅へと持って帰るのは貰った当人です。電車で帰宅する場合にお荷物になってしまうよな花束は迷惑となります。豪華さを出したくても、大きすぎるのはあまりおすすめできません。また傷みやすい種類の花や、花粉が落ちやすい花の入った花束もやめておきましょう。懇親会で渡してから花瓶にいれるまでの間、しっかりと元気でいてくれるようなタフな花を使ったフラワーギフトがおすすめです。

全員の前でお渡しするわけですから、それなりに見栄えのするデザインであることが必須です。どんなにこだわりがあって美しいおしゃれ花束でも、白とグリーンしかないようなものだと寂しい感じを与えてしまいます。

おしゃれで実用的なフラワーギフト

花束以外でも、最近はフラワーアレンジメントのギフトも人気ですよね。吸水性の高いスポンジに水をしみ込ませてあるフラワーアレンジメントなら、花瓶に移し替えることなく、水やりはスポンジを濡らす程度で済むのでラクチンです。植物を育てたりする趣味がない人には、手軽に楽しんでもらえるのでいいですよ。

もし予算があまりくても、ラッピングが工夫してあると何倍も魅力がアップします。重すぎない、おしゃれなケースに盛り込まれたフラワーアレンジメントは、持ち運びしやすく、花が枯れて終わった後にも利用できるのでおすすめです。

リース型になったフラワーアレンジメントは、玄関のドアにかけたりして実用的に使えるので喜ばれます。長期間枯れることのないプリザーブドフラワーも人気です。ただしホコリがたまると掃除しにくいので、ケースごと飾れるタイプのものが良いかもしれません。

花屋へオーダーするコツ

以上のことを踏まえた上で花屋さんにオーダーすることになります。相手はプロですから、どういった内容の懇親会で、お渡しする人の年齢、性別などを伝えればある程度ふさわしいものを作ってくれるはずです。色やボリュームなど細かいことまで伝えたいときは、具体的な花の名前よりも全体の雰囲気を伝えておくほうが失敗しにくく安心です。淡い・優しい・ユニーク・南国風・今っぽい・ナチュラル・・・・。大体のイメージをつかんでもらえれば、あとは予算内でうまく作ってくれるでしょう。

信頼できる花屋を選ぶコツは、花が保管されているバケツの水が濁っておらず、ちゃんときれいなものに交換されているかどうか、下のほうの葉をきちんと処理しているか、床をきれいに掃除しているかなどの項目をチェックしてください。

最後に

フラワーギフトをお渡しするときは、タイミングも大事です。皆がワクワクしている懇親会の最初にするか、すっかり盛り上がった終盤にするかでは場の雰囲気も大きく変わります。

お金でもなく、モノでもないといった際の贈り物には、やっぱりフラワーギフトが便利ですよね。せっかく用意するのですから、好みや事情を考慮したフラワーを選んで喜んでもらいたいものです。懇親会の準備でフラワーギフトを用意する際はぜひ参考にしてみてくださいね。