懇親会の挨拶で恥をかかないために知っておくべきポイント6つ
乾杯前の挨拶、もしくは締めの挨拶で少々役割は変わりますが、懇親会において挨拶係はそれほど大した役目ではありません。
でも基本的なポイントを押さえておかないと、周囲を不快にさせてしまうことも。また失敗して自分が恥をかくことないよう、挨拶のやり方を事前にしっかりと把握しておいてくださいね。
懇親会の挨拶は長すぎないよう注意して
乾杯前の挨拶に最低限入れておきたい内容は、自己紹介と感謝の言葉、そして懇親会のスタートコールのみです。自分のダジャレセンスをアピールしようと、いろいろ小ネタを入れ込もうとする人もいますね。懇親会のスタートからパッとしないダジャレが長々と続くと、懇親会全体が残念な雰囲気になってしまいます。たいてい自己満足に終わるだけなので、グッと我慢しましょう。
一番やってはいけない失敗は「聞こえない」
マイクの音量調節は、しっかりと事前に確認しておきましょう。司会用のマイクと挨拶用のマイクが別の場合は、キーンと響き渡る迷惑なハウリングを起こさぬよう、注意が必要です。もし挨拶用のマイクの調子が悪いと判断すれば、迷わず司会用マイクを貸してもらいましょう。マイクの件でグズグズしている姿はできるだけ見せたくないものです。
声はお腹から出して、大きくはっきりと。早口すぎても聞き取りづらいので、普段の話し言葉よりもゆっくり目を心がけましょう。
懇親会の締めの挨拶はまだしも、乾杯の挨拶はおまけ程度であると認識して、とにかくスムーズに済ませることがマナーです。
懇親会の挨拶ではえこひいきをしない
とくに身内を紹介する場面で変な忖度(そんたく)が見え隠れすると、周りの参加者に違和感を与えてしまいます。敬語や謙譲語の間違いにも注意。つまらない失敗をしないよう複雑な言い回しは使わず、できるだけシンプルな言葉遣いを心がけてください。
締めの挨拶は感謝の気持ちを前面に出して
挨拶の主旨を、集まってくれたことに対する感謝ということにすれば、雰囲気的にも形式的にもまるく収まります。内容は、極めてシンプルに。「お忙しい中、懇親会に集まってくれてありがとう」です。それだけでもう、懇親会の目的は達成されています。
挨拶に自分の気持ちを付け加えよう
そんなとき使えるテクニックが、「『私』はこう思った」と主語を自分にして、一言感想を述べることです。「わが社が」とか「私たちが」としてしまうと発言内容に責任が生じますが、「私は」というのは個人的な考えを述べるだけですから、ある程度自由な発言が許されます。
「私は○○で嬉しい」「私は○○できて良かった」「私はもっとこうなってほしい」と感想を述べる際は、必ず「私は〜」を付けてからにしましょう。受け取る方も歯切れのいい挨拶として解釈するので、聞いていて気持ちがいいものです。
メリハリを付けた言い方で
乾杯の動作は恥ずかしがらず、オーバーアクションが基本です。言葉よりも堂々とした態度でいることが、いい挨拶をする上でなによりも大事なポイントです。
懇親会に限らず大勢の前で挨拶するときは、量よりも質が大事です。多くの人の貴重な時間を、その瞬間自分が預かっているということを忘れぬよう、無駄のないスマートな挨拶を心がけてくださいね。
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