カッコよく決まる!送られる側の壮行会挨拶マニュアル
壮行会挨拶をカッコよく決めるためには、いくつかポイントがあります。壮行会出席への意気込み、対応、服装などについて、知っておきたい心構えをひとつずつご紹介します。
壮行会のコンセプト
送別会は、ただお別れするときに「ありがとう」「元気でね」と別れを惜しんで開催されるものですが、壮行会は「がんばってね」と励ますための会です。「別れ」と「祝い」が両方含まれる、でもどちらかというとハッピー寄りの会。似ているようで、全然違う趣旨なんです。
壮行会出席の心構え
ただし、ひとつ注意点が。あたなたの明るい前途を心から祝ってくれる仲間ばかりでないことは、認識しておかなければなりません。
恵まれたあなたの環境に、どこかで嫉妬している人がいないとは言い切れないからです。建前上壮行会に出席してくれたとしても、内心はジェラシーと恨みの感情が渦巻いている、なんて可能性もあります。喜び一辺倒な気持ちを見せること、ふるまいを大げさにすることは、彼らの気持ちを逆なですることにもなりかねないので気を付けましょう。あくまでも謙虚に、恵まれた現実・境遇にあぐらをかいた態度をとらないよう、気を引き締めておくことが重要です。
壮行会挨拶の心構え
1.今日は私のためにありがとう
2.今回○○に行くことになりました
3.これまでの感謝エピソード
4.今後の抱負
5.お世話になりました&本当にありがとう
間違ってもネットで「壮行会挨拶・送られる側のスピーチ例」などを拾ってきて、そっくりそのまま話すことはやめましょう。
たいそうまともで正しい内容だとしても、原稿を朗読するだけでは相手に気持ちは伝わりません。大規模でよほどかしこまった壮行会ではない限り、自分の言葉で壮行会挨拶するに越したことはないのです。
壮行会挨拶で使いたいキーワード
これはと思うものがあれば、ぜひアレンジして自身の壮行会挨拶に取り入れてみてください。
●「もったいないことです」
「実力以上に評価してもらい、こんなありがたい厚遇は自分にはもったいない」
「自分のためにこんな素敵な会を開いてもらって、もったいないくらいだ」
と自分を卑下しつつ、周りの人や今の状況に感謝するという姿勢は、「(自分には)もったいない」の言葉で十分にあらわすことができます。「もったいない」は聞き慣れた言葉なので、耳にして堅苦しくないのもポイント。たとえあなたが「自分は選ばれて当然だ」と密かに思っている自信家でも、周りには謙虚な態度でいることが功を制します。
●「忘れられません」
勉強させてもらったこと、多くの思い出は素晴らしい経験であり、生涯忘れられないものであるという旨の気持ちを、最大限に誇張して伝えましょう。
壮行会で送る側は、プレゼントなどで気持ちを形としてあらわすことができるのですが、送られる側は大方お礼の言葉を述べるのみとなります。だからこそ、オーバーなくらいの表現で感謝を伝えることが重要となります。
人間関係において一番むなしい対応は「無視されること」ではありませんか?良くも悪くも自分の存在を忘れられてしまうというのは寂しいことです。「忘れられません」のメッセージは、一定期間共に過ごした相手を大切に扱う意思表示なのです。
壮行会挨拶にふさわしい服装
いつもの仕事用スーツは、悪くはありませんが華がありません。主役のオーラを発せられるような、少々派手なカラーのネクタイやシャツを身に着けて、衣装で雰囲気を盛り上げることをお勧めします。
できれば未来に向けた情熱を表すような、赤やオレンジ、ピンクなどの暖色系アイテムを顔周りに持ってくると、ハッピーで華々しいイメージを演出できます。抵抗がある人はソフトな色合いのものを選べば、明るく好感度の高い印象になります。
壮行会でプレゼントをもらう際は
目の前にプレゼントが差し出された際、お決まりの進行だとは知りつつも、「え…!」と驚いた表情・しぐさを見せる方がよいでしょう。プレゼントを用意した人たちに、満足感を与えられます。わざとらしくならないよう、心を込めて演じてください。
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