送別会にサプライズを仕込むなら、こんなところに気を付けよう!
送別会用のサプライズを考える際は、次のようなことに気を付けて企画してくださいね。
プライベートに踏み込みすぎてない?
本人をアッと驚かせるには格好のサプライズですが、その人の個人的な部分に干渉するという認識はしっかりと持ってください。もしかしたら隠してたい事実を、多くの人の前で暴露してしまうなんてことにもなりかねません。
例を挙げてみましょう。寿退社する女性社員の送別会だとします。以前彼女の直属の上司であった人に挨拶を依頼したものの、じつは自分は過去に男女関係が噂された相手だと知らなかった。
しかもこじれた別れ方で女性が半ば逃げるように終わった関係だとしたら、そんなストーカーまがいの相手を送別会に呼んでしまっては大変です。そのうえ周囲にも一部知られていることならば、ヒソヒソ噂が飛び交い送別会どころではなくなってしまいますね。
ここまで最悪の事態は稀でしょうが、やはりサプライズゲストの人選は慎重すぎるほど慎重に行うべきです。当日サプライズのため、自ずと事前に許可を得ずプライベートに踏み込むことになるのですが、最悪の場合は本人を大きく傷つけてしまうこともあります。サプライズという企画の性質上難しい問題ですが、プライベートに関する部分を扱うときは、細心の注意を払って気持ち控えめラインにしておくのがマナーです。
悪ふざけがすぎないか?
企画者はそこまで下品なものを想定していなくても、依頼した人が調子に乗ってやりすぎてしまう可能性は十分あります。露出した衣装で登場したり、送別会の主役を下ネタでなじったり…。
下ネタに拒絶反応を起こす人も少なくないので、いくら笑いを取ろうという趣旨でも送別会では避けるべきですね。仲間内の忘年会やチャラい合コン風二次会で楽しんでもらいましょう。
サプライズ企画が凝りすぎていないか?
例えば仲の良さをアピールするような、感動の思い出VTRを作成。凝りまくったドキュメンタリータッチの内容は、あまりにも大げさすぎて、泣くにも泣けなくなってしまった。また小ネタを挟みすぎて、学生の自主映画のようになってしまった。
そんな凝りすぎた失敗は、製作者の一生懸命さが伝わってくるからこそ、見ている方は痛々しくて仕方ありません。送別会をどれだけ重くとらえるかはその人の性格にもよりますし、関係の深さにもよっても変わります。
度を超した凝りすぎサプライズは、確実に送別会の空気を重くするので気を付けましょう。
サプライズ余興のクオリティは大丈夫か?
演奏する本人は自分は上手いと自画自賛していても、実際は恐ろしく音痴だったりへたくそだったりすることもあります。とくに自ら志願して余興をしてくれる人は、自己評価が高い傾向にありますから注意が必要です。
だからといって「自分うまいの?」なんて本人に直接聞けませんから、レベルを知るのは難しいですけどね。周りにこっそり聞きまわって、送別会に十分なクオリティのものを演じてくれるかどうか調べておく方が安心です。
また曲目はあらかじめ聞いておきましょう。誰も知らないマイナーソングを、さほどうまくもないのに熱唱されると、サプライズどころか皆がしんどい時間を過ごす羽目になります…。
準備は万全にしているか?
まずケーキ屋への手配。指定した時間にぴったり持ってきてくれるのが一番ですが、ケーキ屋もなにかの事情で遅れてしまう可能性を考えて、一時間前までの時間指定をしておくほうが安心ですね。場所や部屋を間違えられないよう、住所以外にも事細かに場所の情報を伝えておくと万全です。
ケーキ屋に依頼せず、自分たちで持参して当日渡す場合。飲食店で送別会をするなら、渡す時間まで冷蔵庫で保管してもらえるかどうかを確認しておかなくてはいけません。無理なら十分な量の保冷剤が必要です。ケーキの箱を開けるとダラダラに溶けていた…なんて状況にならないよう注意しましょう。
会議室やホールで送別会をする場合は、保管場所はもちろん、食べる際の食器やナイフなども、しっかりとあらかじめ用意しておく必要があります。
「おすすめケータリングコース」
さまざまな人数に対応し、リーズナブルな価格で十分にご満足いただけるパックプランです。
ピッツァやハンバーグ、サラダなど、メニューラインナップは充実しています。
デザートも付いており、お手軽に楽しんでいただけます。
宴会のその他の記事