二次会でもらうとうれしい景品はオシャレ雑貨屋で探そう
そう話すのは、この十数年間ひたすら友人の結婚パーティーに参加し続けた、30代後半・独身のSさん。フリーランスでイベント関係の仕事をしていることから同世代の知り合いが多く、さらに年齢を重ねるごとに結婚・出産で減っていく女子の二次会参加者の穴を埋めるため、年10本〜のハイペースで招待されてしまうのだとか。
Sさんいわく、「二次会ゲストの本音を言うと、一に料理、二に景品を楽しみに来ている」とのこと。もちろん結婚する二人の晴れ姿を見てお祝いすることがメインだとはいえ、会費を払って、貴重な時間を割いて足を運んでいる招待客としては、「どんな料理と景品でもてなしてくれるのかな?」と期待してしまうのもうなずけます。
結婚式や披露宴、二次会の準備は、急ぎ足でバタバタと進めてしまうと、ゲームの景品にまでなかなか頭が回らないというのが現実でしょう。でもイベント・ゲームのグッズを調達するパーティー用品売り場でついでに購入したような景品だと、見た目にすぐ手抜き感が伝わってしまうもの。もしくは通販サイトの人気景品1位から10位までをそっくりそのまま揃えてしまうような選び方では、二次会マスターSさんほどのレベルになれば「〇〇ちゃんのときと同じラインナップね」と恥ずかしいほどに見透かされてしまうのです。
当然、商品券や旅行、高額商品を用意できれば盛り上がるわけですが、懐具合によっては赤字前提で景品を準備できるケースばかりではありません。しかしたとえ低予算でも、景品セレクトのセンスが良ければ、ゲストに喜んでもらことはできるとSさんは言います。
「手頃な価格の雑貨なんかでも、こだわりを持って選んでくれていれば、景品紹介のときからワクワクできます。例えば、万人受けするオシャレ系雑貨とか、ワールドワイドなアート雑貨とかですかね。自分で買うにはちょっと値が張るけれど、機能的でオシャレ。そんな景品なら、二次会の印象も、主役の好感度もアップすると思います。」
いくつもの景品をひとつづつピックアップしていくのは大変、という人は、ハズレのないショップを先に決めて、その中からセレクトしていくといいですね。選ぶ基準は、オシャレでこだわりが伝わるもの。そして性別関係なく、もらってうれしいもの。この2点を念頭に置いて、記念すべき二次会の景品を見つけてみてください。
素敵な景品がきっと見つかる、お勧めの雑貨ショップをご紹介します。最近はネット販売対応の場合が多いので、うっかり買い忘れたときも、気軽に買い足せて便利です。
MoMA Design Store(モマデザインストア)
近現代美術専門の「ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Artで通称MoMA)」のキュレーターが厳選した、ハイセンスなアート・雑貨・インテリアを扱うショップ。19世紀後半から続くモダン・コンテンポラリーアートの草分け的存在として、身近にも楽しめるアートを提供し続けています。
「そもそもモダン・コンテンポラリーアートって何?」という人ために、公式HPから分かりやすい部分を引用していみました。
『モダン・コンテンポラリーアートは、時代の芸術的な問題を反映し探る表現 ―― 絵画、彫刻、素描、印刷物、絵本、写真、建築、デザイン、そして映画やビデオだけでなく、まだ発達しておらず理解されていない新しい形など、視覚的表現のすべてを含むということ。』
※「MoMAの理念〜The Museum of Modern Art の使命〜」より引用
手が出ないようなインテリアから、お小遣いで買えるようなプチプラ商品まで幅広いラインナップ。機能性にもデザイン性にも優れた逸品がズラリと並ぶHPは、何時間見ていても飽きないほどです。二次会の景品なら、誰もが知っている有名アーティストのインテリアグッズや、あっと驚くユニークデザインのアイデア雑貨などがお勧めです。
Francfranc(フランフラン)
全国に店舗を展開する、人気のインテリア雑貨ショップ。20代〜30代男女に好まれるポップでセンスのいいデザイングッズが揃うので、二次会のゲスト層にもぴったりではないでしょうか。
カタログギフトなど、ギフト向け商品も多くラインナップされていますが、万人受けするためにデザインはどうしてもシンプル寄りになります。好みのテイストにこだわりたいなら、やはり自分でピックアップしていくことをお勧めします。
VILLAGE VANGUARD(ヴィレッジヴァンガード)
元々は一軒の書店だったものの、しだいに趣味と個性がエスカレートしていき、現在のようなサブカル色の強いユニーク雑貨を扱うショップとして全国展開されています。
アクの強いジョークグッズも多く取り揃えているので、二次会ゲームやイベントに使うグッズも同時購入できるのが便利。でもオシャレセンスは決して悪くありません。商品セレクトが独特で、ベタなものからマニア向けのものまで分け隔てなく陳列されています。ふざけ半分で強気に選ぶと、二次会には刺激が強すぎてドン引きされる場合があるので注意が必要です。人としてギリギリのラインがきちんとジャッジできる人には、ぜひお勧めできるショップです。
「おすすめケータリングコース」
洋食だけでなく、やっぱり和食も少し楽しみたいと思っている人のために用意したプランです。
和食は肉じゃがやちらし寿司、串揚げ、八丁味噌煮込みという人気メニュー。
100名様から300名様までに対応したバランスの良いパックです。
飲み会のその他の記事