弾けすぎはNG!大人なら知っておきたい飲み会のマナー
「今日は無礼講で楽しもう!」なんて言われる会社の飲み会でも、やっぱり節度を越えて弾けすぎるのはNGです。どこまでがOKでどこからがOUTなのか、その線引きを見ていきましょう。
先輩、上司にタメ口はOK?
確かに飲み会でガチガチの敬語を使っていると、心から楽しんでいないような「仕事ですから」感が醸し出されてしまうもの。上司がせっかくフレンドリーに声をかけてくれたのに、「はい、そうですね。はい、そう思います。」なんてマジメすぎる返事だと、相手に好感を与えるコミュニケーションとしては不適切かもしれません。
だからといって「〇〇(先輩)、そこのビールとって」なんて極端にタメ口すぎるセリフを発してしまえば、場が凍り付くことうけあいです。
こうした加減って、相手の表情や話し方から微妙な空気を感じ取れる能力がある人(リア充)にとっては、それほど難しい問題ではありません。でも自他ともに認めるコミュニケーション下手な人(非リア充)からすれば、いちいち考えなくてはいけないので非常に悩ましく、煩わしいものです。
そこで敬語を使うべきか、もしくはくだけたタメ口の口調にするかのジャッジが簡単にできるよう、便利なテクニックをご紹介します。
1.語尾を「〜っスよね」に変えてみる
体育会系の先輩・後輩みたいですが、飲み会の場なら、くだけ敬語はウェルカムです。アンチインテリな雰囲気も、先輩からすれば偉そうぶっているように思われず逆に好感触。ノリよく、テンポもいいので、上司の話を盛り上げる合いの手に最適です。自分の話をするときは、「〜なんスよ」と応用してください。
2.先輩を「パイセン」、上司を「シャッチョサン」と呼んでみる
基本的に敬語は崩さずに、呼び名だけ「パイセ〜ン」「シャッチョサ〜ン」と愛らしくチェンジしてみる方法です。一瞬ギョッとされるかもしれませんが、飲み会の空気だと意外に馴染みますし、後輩に懐かれるのはどんな先輩も嫌な気はしないはず。とくに「シャッチョサン」には「〇〇上司が未来の社長だと思ってるんで」とヨイショネタにもなるので一石二鳥です。
3.「恐縮です!いえ、恐縮です!」を連呼してタメ口に誘導させる
先輩・上司の方から「タメ口でいいから」と促してくれると、悩まず一番やりやすいですよね。その一言を促すために、あえてガチガチの敬語にプラス「恐縮です恐縮です」を連呼します。「こいつ礼儀正しいな」「要領悪そうだけどかわいいヤツめ」と思わせるためにです。そんな後輩には「いいよ肩の力抜きなよ」と言いたくなるものです。タメ口の許しを得たならば、その後は敬語半分、タメ口半分な雰囲気でいきましょう。感情的なトークではタメ口、真剣に話すときは敬語を交えると、飲み会を楽しみつつ好感度も高い、理想の後輩を演じることができます。
飲み会のジョークラインはどこまで?
気を付けたいのは、誰かについてジョークを言う場合、本人はジョークのつもりでも、受け取り方によっては、きつめの悪口に聞こえてしまうことがあります。「〇〇さん最高〜!」「〇〇のこんなところが見てみたい」など、場を盛り上げようと誰かをいじり、はやし立てる行為も、イジメっぽくなっていないか慎重に進める必要があります。
飲み会でとくに気を付けたいのが、セクハラ問題。酔っぱらって服を脱ぎだす人がいますが、「そんな裸体は見たくもない」という人がいる場合は、間違いなくセクハラ行為だとみなされます。盛り上がっているのは自分の周りにいる一部だけで、飲み会のギャラリーのほとんどは、白けた目で傍観していることも少なくありません。
また親近感を身体で表すボディタッチも要注意。とくに異性に対する身体的接触は、相手と度合いを間違えると、即、「セクハラ!」と訴えられます。
下心は一切なく、「肩をポンポンくらいなら・・・」と思っても、基準はされる側の受け取り方。ボディタッチする場合は、相手がしてきてから、というのが原則です。自ら歩み出て許されるのは、握手くらいでしょうか。イヤらしく思われがちな「背中ポンポン」「お尻ポンポン」や恋人っぽい「頭ナデナデ」は、踏み込んだ関係になるまではやめておくほうが無難です。
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