送別会の進行はマジメ君orお調子者、どちらに任せるべき?
送別会の締めくくりは決まってこれ。ただしそこまで送別会を粛々と遂行するか、ポップに行うかは、進行役の雰囲気で決まります。
重厚感のある送別会と、リクリエーション的な送別会、どちらがふさわしいかは、主役の性格に応じて決めましょう。
マジメな送別会はセレモニー感あり
司会進行とは別に、挨拶をする役目は、できるだけ上司クラスにお願いする方が、拍が付きます。もちろん、贈り物は花束がマスト。別にメッセージカードや記念品を贈るにしても、華やかで見栄えのするフラワーギフトははずせません。
「いかにも」なお決まりの儀式を行うことは、一見無駄なようにも思えますが、人生のけじめとなる意味では大事な行事です。予定通りのことをミスなく遂行する、それが卒なくこなせるのは、マジメ君であればこそです。
きちんとした送別会を企画するなら
まずは会場選びですが、少人数の場合でも、できるだけ貸し切りもしくは個室で、着席スタイルのお店を探しましょう。落ち着いた雰囲気で、セレモニー感がアップします。
勤務時間中に限られた時間で取り行う場合は、十分な広さの会議室でケータリングサービスを利用しての送別会をすることもできます。会議用テーブルしか用意できない場合も、テーブルクロスからインテリアまで、オプションで好みの雰囲気に会議室を演出できるので安心です。
贈る側代表の挨拶はもちろん、送られる側の挨拶についても、本人にきちんと伝えておくのが親切です。だいたい度の時間帯に、何分くらいスピーチしてもらうのか、詳細を伝えておくことで、安心して挨拶に臨めます。
送別会の最後は、昔ながらの一本締めなど、お決まりのコースを欠かさないようにしましょう。保守的であればあるほど、式というのは重みが増してきます。粛々とした雰囲気を醸し出すという意味でも、やはりマジメ君な司会が最も適役です。
ゆるい送別会は飲み会ノリで
飲み会っぽい送別会をするなら、予定調和な儀式は必要なし。司会が進行表を棒読みしていては、まるで盛り上がりません。アドリブを効かせたユーモア溢れる司会をお願いするなら、できるだけノリがよく臨機応変に対応できるような、お調子者タイプがお勧めです。
事前準備でサプライズを用意して
主役が感動するような、とっておきのゲストを招待してもいいですし、一般的なフラワーギフトではなく、サプライズ感たっぷりの面白いプレゼントを用意しても喜ばれるでしょう。参加している人も、次から次へと起こる新展開に、ワクワク興味を抱きながら過ごせます。
パーティー的な送別会なら、会場はカジュアルな居酒屋でも立食スタイルのレストランでもOK。むしろ座席がきちんと決まっていないスタイルの方が、参加者同士のコミュニケーションが弾み、和気あいあいとした雰囲気を作り出すことができます。
司会進行とBGMとの相性
送別会らしく、しんみりとした雰囲気を醸し出したい場合は、やはり王道のクラッシック曲がお勧めです。とくにバロック時代のバッハやヘンデルなど、一定のテンポを奏でる重厚感のある選曲をしましょう。
一方、楽しくポップな雰囲気の送別会には、流行りのEDM、ハウスミュージックがお勧めです。Jポップの場合、参加者の年齢層によってふさわしい選曲が影響されるので、少々難しくなります。送別会の主役がバブル時代を謳歌した世代であっても、90年代、2000年代のJポップでは平成生まれの若者は馴染みがありません。逆も同じことが言えます。
クラブミュージックではパーティー感が強すぎるという場合は、カフェ系ジャズ、ボサノバなど小粋な感じでセレクトしてみてください。
理想とする送別会の雰囲気にぴったりな演出と司会進行で、主役と参加者双方にとって素敵な一日になりますように!
「おすすめケータリングコース」
大いに盛り上がって、たっぷり食べたい人にきっとご満足できるメニューです。串揚げやちらし寿司などの人気の品々に加え、合鴨のローストペッパーやマリネサーモンなど、工夫を凝らした美味しい料理がたくさん並びます。
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