宴会部長のマンネリ対策に！フレッシュな忘年会の出し物ネタ

知らず知らずのうちに、忘年会含め社内行事の宴会部長になってしまった方。毎度お疲れ様です。

大ウケ確実の鉄板ネタは持っているけれど、ずっと同じでは飽きられてしまい、みなの期待に応えられないですよね。毎年ひとつは新たなネタにチャレンジしてみて、反応がいいものだけをレギュラー化していくことをお勧めします。

というわけで今年の忘年会に使える、宴会部長の名に恥じない、フレッシュな出し物ネタをご紹介していきます。

お相撲さんコント

一時期、八百長疑惑で相撲ファンが激減と危ぶまれましたが、最近は若い女性の間で相撲がブームとなっているそうですね。相撲女子。略して「スー女」と呼ぶそうです。お気に入りの力士に自分だけのニックネームをつけたり、ファンレターを贈ったり。人気力士の地方の巡業イベントは、若いスー女でひしめき合っているそうですよ。ついに力士なみに恰幅の良い男がモテる時代がやってきたのでしょうか。

そんな力士になりきるお相撲さんコント。今年の忘年会にいかがでしょう。女性もいる中で裸体に「まわし」はあまりにも卑猥ですから、肌色の前身タイツがあると便利ですね。力士らしい大きな身体に見せたいなら、肌色タイツの下に何枚も重ね着をしたり、タオルで胴回りを補正します。自前のメタボ腹があれば、肉揺れにリアリティがあって最高です。

取り組みコントをする場合は、2人以上の協力者が必要です。できれば行事もほしいですね。コントの進行は別にお願いするか、前もって音声だけ録音しておく方法でも。

プロレスやボクシングはどうしても素人がマネするのが難しいですが、相撲なら力士コスプレをして少々ゆっくりした動きで演じれば、それなりに力士っぽさを出せます。決まり手は押し出しや寄り切りから、ダイナミックな上手投げやすくい投げ、突き倒しなどを組み合わせてコントショーを盛り上げましょう。

ジャニーズ風コンサート

忘年会の出し物は、歌だけダンスだけの単品ネタよりも、多くの要素を組み合わせた方が完成度が高く見えます。ただ中途半端なダンシングソングでは、中途半端で目のやり場に困ることも。いっそのことジャニーズになりきるほど雰囲気を盛り上げてしまった方が、吹っ切れ感があってよいです。

有名なジャニーズグループのバッグでダンスをサポートする、10代が中心のジャニーズジュニアのモノマネ芸人が人気を博していますが、ターゲットはそのくらいざっくりとしていて大丈夫。むしろはっきり「〇〇の〇〇くん」とジャニーズスターの名を掲げるより、謙虚で好感が持てますね。

忘年会のメンバー層を考慮し、もし40代以上が多い場合は、光源氏や少年隊のような80年代ネタがウケるでしょう。ローラースケートができるなら、もちろん履いて踊るとクオリティが上がります。

オタ芸パフォーマンス

アイドルの追っかけをしているオタク独特のダンス。と言っても腕を振りまわす動きがほとんどなので、リズム感などはそれほど必要ありません。ちなみにオタ芸は「踊る」ではなく、「打つ」が正しいそうです。

チェックシャツにストーンウォッシュの冴えないジーパン、そして頭にハチマキを巻いて臨みましょう。照明を暗くし、オタク棒と呼ばれるライトを両手に握りしめて。一人よりも二人、三人と人数が多い方が、インパクト大です。ラジオ体操の「からだをまわす運動」のように、腰を折り両手を揃えて左右にブンブン振りまわす「ロマンス」というネタは、いかにもオタ芸らしくてお勧めです。曲の盛り上がり部分で使われることが多いので、全員でしっかりと揃えられるように練習しましょう。キレッキレのオタ芸はまさに感動モノです。

イメチェン！ビフォーアフター

「家族全員に、私服がダサいと言われるAさん。クローゼットを見てみると、出てくる洋服はもう20年前、30年前に買ったものばかり。いつもボーダー柄トップスに、今どき珍しいブーツカットのジーンズをはいているそうです。そんな時代遅れのAさんのファッションを、プロのスタイリングとヘアメイクで理想のちょい悪メンズに変身してもらいましょう！」

といったナレーションで人気の、ファッション改造番組を再現してみましょう。日頃仕事着でしか顔を合わさないメンバーなら、私服姿が見慣れないので、ビフォーもアフターも新鮮に映るでしょう。ビフォーとアフターのギャップが大きい方が面白いので、ダサくするのはとことんダサく、変身後は帽子やサングラスなど使える小物はすべて使って、カッコよく決めてください。

ギネスチャレンジ

もちろん本物のギネス協会の人を呼ぶわけではないので非公式ですが、ギネスに挑戦するほど本気でやってみるということです。できそうでできなさそうな、できるだけくだらないネタがお勧めです。

Tシャツを何枚重ねられるか、靴下を重ね履きできるかなんていうダレトクなのかわからないものから、一分間のリミットを設定し何枚の切手をなめて封筒に貼れるか、バナナを何本食べられるかといった愛嬌たっぷりのものまで。ギネス記録はなんでもあります。