センスが試される！？送別会で喜ばれるお返しプレゼント

送別会の主役が忘れてはいけないこと。それはお返しプレゼントの準備です。
仲間が自分のために送別会を開いてくれる場合、十中八九花束や送別のプレゼントが渡されると考えておいて間違いないでしょう。もちろん、プレゼントをもらってから、人数や金額を確認してお返しを探してもいいのですが、後日改めて渡すとなると、なかなかタイミングが難しいこともあります。

事前に準備する場合、少々多めに用意しておくことにはなります。しかし送別会の最後に渡してしまうほうが、タイトなスケジュールの中悩まなくていいですし、なによりスマートです。

お返しのプレゼントは数が多いですから、ひとつあたりに、それほど金額をかけられませんね。だからこそセンスがものをいいます。男女共に喜ばれる、お返しプレゼントのお勧めをご紹介します。

便利なおしゃれなデスク小物

会社で使えるプレゼントなら、デスク小物がお勧めです。500円以内で収まるものでも、優れたデザインでオシャレなデスク小物はたくさんありますよ。

書類をまとめるクリップや、パソコンにちょこっとメモしておける付箋など、気の利いたデスク小物はいくつあっても困りません。最近は性能もデザインも良質の文房具がたくさんあるので、まだ誰も持っていないようなこだわりの新製品を配っても喜ばれそうです。

シンプルでスタイリッシュなラッピングで個包装してもらい、送別会に参加してくれる人数分より余裕を持って多めに用意しておきましょう。もし余ってしまっても賞味期限はありませんから、また新しい場所で配ればいいですね。

用意する個数が少なめでもう少し予算を上げられるなら、USB電源のデスク小物もお勧めです。季節に応じて、ミニ扇風機や電気カイロ、ホッとドリンクを保温しておけるコースターはオフィスで重宝されるでしょう。先鋭デザイン雑貨を扱っているショップなどを覗いてみれば、外れなく選べるはずです。オシャレなショップ店員さんに相談してみてもいいですね。

定番の焼き菓子は「インスタ映え」がマスト

日持ちする焼き菓子は、サイズ的にもちょとしたお返しプレゼントに最適です。ただし焼き菓子は定番色が強いですから、インパクトを狙うなら流行りをきちんと抑えたものにしましょう。

ターゲットは大方の女性と甘党男子です。デザインは女性向けを優先して構いません。どういったものが流行しているかを知るには、デパ地下のメイン通りを一周してみてください。キーワードは「インスタ映え」です。奇抜なカラーリングだったり、意表を突いたデザイン、とにかく写真映えするビジュアルであることがマストです。もちろん、味も美味しいに越したことはありませんが。

個別にラッピングしてもらえるようならいいのですが、ひとつひとつが安く数が多い場合は、自分で包装しなくてはいけない場合も。焼き菓子自体がプレイフルなビジュアルであるなら、ラッピングはあえてそっけないくらいの方が中身が引き立ちます。透明セロファンに入れて、洒落たマスキングテープで留める程度でOKです。

幅広く喜ばれるインスタントドリンク

「甘いお菓子は食べない」といったヘルシー志向の女性にも、「甘いものは好かん」というお酒好き上司にも喜ばれるのが、インスタントドリンクのギフト。賞味期限が長いのも魅力です。

コーヒーサーバーが備え付けられたオフィスでも、毎日同じ種類のドリンクだと少々飽きてしまうもの。お湯を注ぐだけのインスタントラテや抹茶オーレ、またティーパックがあれば、気分転換したいときに気軽に楽しめます。

ただし珍しいハーブティーなどは、オシャレ度は高いものの、味の方が一般受けしないことがあります。とくに男性はハーブティーを好まない人も多いので、ティーパックならできれば紅茶や緑茶、せめて中国茶くらいにしておくほうが安心ですね。

もし予算が許すならば、カップも一緒にプレゼントすると素敵です。見た目も豪華になりますし、セットで使えるものは、初めて使うときの嬉しさが倍増します。気が利くお返しプレゼントを考えているなら、インスタントドリンクとカップのセットをお勧めします。

余裕があるならメッセージを添えて

低予算のお返しプレゼントでも、自筆のメッセージを付けるだけで、グッと評価が上がります。垢抜けデザインのメッセージカードを選び、プレゼントとの相性もよく考慮して添えれば、一言メッセージだけでも気持ちが伝わりますよ。

最近は何か文章で伝えるとき、メールが主流になっていますが、手書きにしかない魅力ってありますよね。
筆跡に気持ちが表れるので、とにかく丁寧に、感謝を込めて書きましょう。また、メールだとどうしてもビジネスライクというか、型にはまった文章を追加してしまいがちですが、手書きメッセージなら思ったことだけをそのまま、シンプルに伝えることができます。誰にでも当てはまるような汎用メッセージは、わざわざもらっても嬉しくありません。せっかくの手書きカードですから、自分にしか書けないような味わい深いメッセージを添えてくださいね。