送別会にふさわしいセレモニーミュージック
定番のセレモニーミュージックを、クラシックからポップスまでの幅広いお勧め曲と、効果的な使い方をご紹介します。
送別会にきちんと感を演出する静粛なオープニングミュージック
・J.S.バッハ「G戦上のアリア」
バイオリンの美しい旋律が聞く人を心地よくしてくれる、クラシックの定番曲。誰もがどこかで耳にしたことのある名曲ですね。一定のゆっくりめのテンポが、穏やかな気持ちさせてくれます。バッハが作る曲は宮廷音楽ですから、送別会にふさわしい高貴な雰囲気でクラス感も申し分ありません。
・J.S.バッハ「主よ人の望みの喜びよ」
送別会のクラシックBGMは、バッハに任せておけばまず失敗ありませんね。最初から暗い雰囲気のBGMだと盛り下がりますから、「G戦上のアリア」に続き程よい明るさのある、この「主よ人の望みの喜びよ」もお勧めの一曲です。まるで中世の協会にタイムスリップしたかのような、気が引き締まる気持ちになります。
食事・歓談中の送別会BGM
・ベートーヴェン「ト調のメヌエット」
ご機嫌な感じのピアノ曲です。穏やかで明るい気持ちになれます。ゆったりとしたテンポで音数も多くないので、うるさい印象を与えません。会場の話声とまざりあっても、不快にならないのが嬉しいですね。
・ドビュッシー「アラベスク第1番」
テレビCMでも度々使用される、ピアノのなめらかに流れるメロディにうっとりさせられる名曲です。ロマンティックな魅力に富んだ曲調が、老若男女から愛されています。
・ブラームス「ワルツ変イ長調Op.39-15」
ブラームスの曲は完成度が高く、一般受けもしますがとくに音楽家に愛されています。この「ワルツ変イ長調Op.39-15」も派手さはないものの、ゆったりと安定感のある雰囲気が、送別会にふさわしい一曲。
・ボサノバ「おいしい水」
数多くのアーティストにカバーされ続けるボサノバの名曲「おいしい水」。大人っぽくてオシャレなメロディが、会場を素敵な空気に変えてくれるでしょう。ラテンミュージックとジャズが融合したボサノバは、都会的なセンスに溢れており、聞いているとウキウキした気分になってきますね。
・ビルエバンス「ワルツ・フォー・デビー」
白人ジャズの先駆者ビルエバンス。彼が率いるジャズトリオは、ジャズを洗練された新たなジャンルへと進化させていきました。この「ワルツ・フォー・デビー」は、ビルエバンスが姪っ子のために作ったワルツ。美しいピアノのメロディと流れるようなベース、そしてテンポ良いドラムの3パートが、絶妙なバランスで奏でます。ジャズに免疫がない人でも、ビルエバンスなら抵抗なく聞けるのではないでしょうか。
送別会のクライマックスで流す感動的なBGM
・森山直太朗「さくら」
3月の送別会にぴったりの卒業ソングです。森山直太朗が、情緒豊かに歌い上げます。アカペラの部分は、なんともいえない緊張感が漂い、送別会にふさわしい特別感を演出できます。
・イルカ「なごり雪」
送別会の主役の年齢を考えると、やはり昭和の名曲は押さえておきたいところですね。イルカの「なごり雪」は最近の歌手にもカバーされているので、若い人にもなじみがあるでしょう。物悲しさと切なさが、会場いっぱいに広がります。
・中島みゆき「時代」
緊迫感のある中島みゆきボイスで一気に歌いあげる、名曲「時代」。サビ部分の最後、何度も繰り返される「今日は別れた旅人たちも 生まれ変わってめぐりあうよ」の歌詞は、別れる人に送る言葉として最適です。切なさというよりも、力強い未来へのエールを感じさせてくれる曲ですね。
・いきものがかり「YELL」
いきものがかりの曲は、送別会や結婚披露宴など、ここぞというときに使えることが多いですね。ボーカル吉岡聖恵の媚びないストレートな歌い方が、逆に感動を呼びます。「サヨナラは悲しい言葉じゃない」と言い切ってもらえると、去る方、送る方共に勇気がもらえますね。
クライマックスのBGMは、流すタイミングが需要です。挨拶が始まるずいぶん前にかけると、間延びしてしまうことも。当日の会場の雰囲気に合わせるのは難しいですが、感動系のテレビドラマを見て、プロの音響さんのテクニックを研究してみてくださいね。
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